『アイカツフレンズ！』1話感想

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ついに『アイカツフレンズ！』の放送がスタートしました。
私も1話を視聴しましたが、とにかく驚きの連続でした。アイカツ！であってアイカツ！じゃないような。
良い意味で「伝統を壊すのも大事」でしたね。

以下、いままでのアイカツ！と違うなと思った所
・友希あいねちゃんが誰かに憧れずにアイドルになる
・初ステージを才能だけでなく努力で乗り切る
・先輩アイドルのステージがない
・友希あいねちゃんの家族が大家族
・パートナーが学園トップアイドル

特に、"誰かに憧れずにアイドルになる"、"初ステージを才能だけでなく努力で乗り切る"という2点は3作目だからできた凄くチャレンジな事だと感じました。
『アイカツ！』と言えば「SHINING LINE*」のような先輩から後輩へ繋がるバトンがテーマですが『アイカツフレンズ！』はそこを外して来ましたね。
友希あいねちゃんは湊みおちゃんが困っているから、という理由だけでステージに立つことになり、早朝からハードな練習をしています。
「アイカツがこんなに大変だなんて聞いてない～！」という台詞は、誰かに憧れた情熱を持つアイドルからは出てこない台詞ですよね。
アイドル作品の1話で主人公が「アイドルって大変！」とくたくたになりながら言う。しかもスポ根色が強い『アイカツ！』で、です。
そんな伝統破りな脚本を作っていい、と制作側が認識しているわけですよね。
そもそも制作陣を見ると『アイカツ！』シリーズの常連や皆勤の方が多いので、型破りなお話を作る事ができているのでしょうね。
1話の演出を担当された藤井康晶さんの『アイカツ！』初演出回は97話ですからね。
『アイカツ！』作りに成熟した制作陣が作り出す新しい『アイカツ！』がどんなものになるのか、期待が膨らみます。