なぜリモートワークでやる気がなくなるのか
1. 周りの雰囲気が仕事モードじゃない
周りで仕事している人が居ると、自分も仕事しなきゃって気持ちになる。
家だと自分1人だから自分でやる気スイッチを押さなければいけない。
これが大変。
2. 仕事以外のタスクを意識してしまう
プライベート用の用事も意識してしまう。
主に片付けやプライベートの連絡、今度の休みの予定など。
タスクの量が職場に居る時よりも増えて自分のキャパシティを超えてしまう。
特に家の片付け系のタスクは視界に入りやすいので脳の容量を常に喰う。
片付いた環境を用意しなければ解決しない。
3. 趣味の誘惑がある
ゲームを遊んだりアニメを観たいし、それを咎める人が周りに居ない。
ここも自分で自分を律する必要がありエネルギーを消費する。
4. 部屋が寒い
寒いと一切のやる気が無くなる。
つまり、職場よりも
- 自己を律するために必要なエネルギーが多い
- 意識させられるタスク量が多い
ということで、職場よりも消耗しやすい。
そもそも、やる気とは何なのか。
自分の考えでは、やる気とは集中力や決断力が高まっている状態であると考えている。
集中力とは1つの物事に集中して取り組む力。言い換えると、他のことを気にしない力と言える。
決断力とは何かを決定する力。判断や意思決定する力。
これら2つの力は消耗する。
起床時をピークとし、起きている間は何かに意識を向けたり何かを決断する度に消耗していく。
家では、この2つの力の消耗が激しい。
よって、やる気が無くなるのが早かったりやる気が起きなかったりすると考えている。
対策としては、職場にいる時のように
- プライベートのことを意識しない
- 適度な緊張感を持てる
環境を作ることだと思う。
どうしたらそんな環境を作ることができるかは知らん。
質とスピード、納品と顧客
和田卓人さんの「質とスピード」が大好きで、何度も読み返す。
この資料では、"雑に速く!"は将来的に逆に遅くなる、と説明しています。
私も開発経験の中で同じ経験は何度かしてきました。
つまるところ、"後先考えないと後で痛い目を見る"、という話です。
「質とスピード」は、
"内部品質を犠牲に開発速度を上げた(ように見せかけた)としても、保守・改修の速度が遅くなるからリリース後に変化に対応できず市場での価値を失いやすいから辞めた方が良い"
ということを説いています。
これを少し視点を変えて考えてみます。
保守性が低いということは、機能を増やしにくい、バグを直しにくい、バグを作り込みやすい、ということです。
変化させるのが難しい状態になるわけですね。
この状態は、変化させることで価値を増やすことができるソフトウェアの特性を損なっている状態とも言えます。
ソフトウェアをLEGOで例えると、
保守性の高いソフトウェアはパーツを組み換えやすいように組んだLEGOのようであり、
保守性が低いソフトウエアはパーツを組み換えにくい、あるいはLEGO同士を接着剤でくっつけたLEGOのようなものと言えます。
保守性の低いソフトウェアは、発注者の要求に応えられないというだけではなく、そもそも発注者の期待していた特性を備えていないということになるわけです。
ソフトウェアを保守・改修することを契約に盛り込んでも、
変化させられるソフトウェアを開発することなんて当然すぎて契約書にも書かれないのではないでしょうか(よく知らないけど)
保守性の低いソフトウェアは、開発のコストを高め自分たちの首を締めるだけではなく、提供先の顧客に対しても"ソフトウェアというものの特性を損なったもの"を提供するということで不誠実な形になります。
どこからが保守性の高いソフトウェアかは現場によると思いますが、"変化させられること"がソフトウェアとして依頼する最大の意味だと思いますので、そこを忘れないように開発をする必要があると考えています。
自分がやる気になるのはどういう時か?
『ガクサン』という漫画を買った。 勉強用の参考書の使い方を扱った漫画だ(まだ1巻しか読んでない)
この漫画の中で英語や数学の参考書を用いた勉強方法が紹介されているのだが、 それを読んで英語の勉強をしたくなった。 なんだか自分でもできるような気がしたのだ。
自分は過去に何度も英語や数学を学び直そうと思った。 参考書も何冊も買った。「今度こそは…!」と何度も思った。
でも続かなかった。 モチベーションが続かなかった。 サボりが多くなり、やろうという意志さえ忘れていった。
最初のやる気は「自分でもできるかも!」から始まる。 しかし、始めてみると時間が掛かることに気づく。 時間を掛けることの大変さに気づく。 ここで、「時間を掛けることの大変さ」が「モチベーション」を上回ってしまうのだと思う。
基本的に「時間を掛けることの大変さ」は日に日に増していく。 今日は時間が取れたけど、明日は?明後日は? 予定が入ったらどうしよう。予定と勉強、どちらを優先しよう。常に付きまとうことになる。
一方で、「モチベーション」は日に日に下がる。 モチベーションは自然回復しない。 特に自分の中から湧き出た衝動ではなく外部(漫画やアニメ)からもたらされたモチベーションはモチベーションの源泉に触れないと回復しないし、源泉に触れたとして必ずしも回復しない。 むしろ大変さを経験していることで、モチベーションをくれた存在に魅力を感じなくなっているかも知れない。
「モチベーション」は起爆剤、最初のスターターとしては優秀だと思う。 でも目標に到達するためのエンジンにするには、別の何かが必要そうだ。
それはおそらく「習慣」だとか「環境」だとかそういうものだろう。
自分がやる気になるのは「自分でもできそうだと思えた時」だ。 でもそれだけじゃ「できる」までには至れない。 スターターの他にエンジンも準備しなければゴールまで走ることはできないだろう。
やる気が出てきたら、やる気が無くなる前にエンジンを探すことが必要だ。
2024年の抱負と目標
2023年は「良い年でしたねえ」と書いた。 これは具体的な目標などが何もなかったから。
2024年は、"変える"だけでなく"できる"年にする。 2023年から始めた変化のうねりを2024年では実現まで持っていく。
2023年までは"やってみる"だけだったものを、2024年は"できる"まで持っていきたい。 もちろん1年じゃ実現できないことが多いと思う。 でも、ただ始める、ただやってみるだけではなく、継続することで"できる"というレベルにまで持っていきたい。 そのためには、経験だけではなく手法にも注目し、再現性のある技術として習得することが重要だと思う。 つまり、目標として設定するのは回数や時間ではなく、技術として習得できたかを目標に置きたい。 "~ができるようになる"とか"~を取得した"など。 "できる"が具体的に、どういう状態なのかは目標によって異なるだろう。
具体的なことは下記。
<2024年の目標> - 資格試験の合格 - 応用情報技術者試験 - DBスペシャリスト試験 - AWS - 習慣付け - 運動 - 英語 - 料理 - 読書 - 掃除 - 絵を描く - 転職先への正規雇用 - バイクの運転
それぞれの細かい目標は後で追記 or 別記事にする。 それぞれの目的も含めて記事として書き出して後から振り返って迷ったり続かなかったりしたときの指針にしたい。
2023年のふりかえり
総評
良い年でしたねえ
趣味
- 映画
- アイカツ!、ユーフォ、ガルパンしか観ないという縛りを設けた
- アイカツ!10th STORY: 20回
- 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト: 9回
- ガールズアンドパンツァー 最終章 4章: 1回
- 計: 30回
- ライブ・イベント
- アニメ
- ゲーム
- ダンガンロンパ
- ことのはアムリラート
- パラノマサイト
- ARMORED CORE Ⅵ
- ファッションドリーマー
- 小説
- 泣き虫スマッシュ!2~3
- 15秒のターン
- ののはな通信
- じっと手を見る
- 結婚って何さ
- 52ヘルツのクジラたち
- マスカレード・コンフィデンス
- 横浜コインランドリー
仕事
- しんどかった
- 「俺は志波姫唯華じゃなかった…」と思い知らされる日々
- 反省も多かった
- フラストレーションの溜まることが多い1年だった
- 来年は新しい職場で思いっきり仕事がしたい
生活
- ゴールドジムの体験に行った
- 夏頃から日記を書き始めた
- 『さみしい夜にはペンを持て』を読んだから
- Re.Ra.Ku.に月2くらいで通ってる
- クロスカブ110(JA60)を買った
- でも全然乗ってない
- お金が無さすぎてメルカリでアニメグッズを売り始めた
- 主にBD-BOXを売ってる
- ACⅥを遊ぶためにPCパーツを更新した
- ストレージ
- CPU
- マザーボード
- CPUファン
- 電源ユニット
- 電子レンジを新しくした
- 「有隣堂しか知らない世界」にハマった
- 「靴修理屋ゆかり」にハマった
- 「ためにならない」にハマった
- エスペラント語を勉強した
- 『ことのはアムリラート』の影響
- 超A&G!の番組がたくさん終わった
- 『であいもん』の影響で和菓子を買ったり歳時記を調べたりした
- 友達の結婚式に出た
- 財布や名刺入れを新調した
来年の抱負
- 今まで目を背けて来たことに向き合うこと
- 緩くやる
- 楽しいのが一番
『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(著: 吉田尚記) を読んだ
昔から、雑談が苦手だった。
話題を作るのが苦手だし、上手い受け答えをするのが苦手だと思っていた。
複数人で居ても1人喋らないで居るなんてよくあることだった。
いつかできるようになるかな、とぼんやり考えていた。
でも、苦手なことが自然とできるようになることは無い。
できるようにならなければできるようにならない。
最近、職場での雑談が必要な場面が増えてきた。
今こそ改善する機会だと思った。
『超一流の雑談力』や『人は伝え方が9割』といったコミュニーケーションのハウツー本は目を通したことがあった。
だが、どちらも響いてこなかった。内容が応用的過ぎた。もっともっと基本的な、絵本のような本が欲しかった。
この本を手に取ったワケは、ページ数が少なくて吉田尚記さんを知っていたから。
そしてビジネス色が薄そうとも思った。
読み始めて、すぐに正解だと思った。
「コミュニケーションの目的 = コミュニケーションをすること」という本のテーマこそ、まさに求めていたものだった。
この本は、吉田さんの口語文で綴られている。
おかげでとても読みやすく理解しやすかった。ページ数が200ページ強しか無いのもありがたかった。
この本の元ネタとなっているのは、ミュニケーション改善をテーマした全8回のニコ生だそうだ。
タメになることがたくさん書かれていた。
読み終わった後、人と話してみようという気持ちになれた。
コミュニケーションを取っていて楽な人の特徴として「自分を許した人」が挙げられていた。
気を張り見栄を張り、警戒しながらコミュニケーションを取っていても楽しくない。
それよりも自分のダメな部分を認めてそれを許した人とコミュニケーションを取ると自分も楽だという。
ひょっとしたら「自分を許す」ということは幸せになる方法の1つかも知れない。
私も自分を許せない方だ。おかげでとても苦しい。
でも、自分のコンプレックスを認めて、それも自分だと受け入れられたら楽になれるかも知れない。
コミュニケーションだけじゃなくて自分の幸せについても勉強になる1冊だった。