ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

聖地巡礼のこと

はじめに

どうも、はじめまして、こんにちは、こんばんは。
黄色と申します。

今回は「#おたく楽しい Advent Calendar 2016」に参加させていただくことになりました。
他のみなさんの記事を読むと、凄くパワフルで楽しくて愛に溢れた記事が多くてプレッシャーですが、
私なりの「おたく楽しい」を伝えられたらと思います。

www.adventar.org

聖地巡礼楽しい

記事のテーマは"聖地巡礼"です。
聖地巡礼は、作品の舞台になった場所に赴くことです。一種のロケ地巡り、つまり旅行です。
まさかの流行語大賞にランクインするなど、かなり一般的な言葉になってきたと思います。

聖地巡礼の楽しさは、人それぞれだと思います。
私の聖地巡礼の楽しみは「キャラの心境をより一層理解できること」です。

具体的にどういう事かを具体的なエピソードを交えて綴っていきます。

いつもこの場所で


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この写真は、『たまゆらシリーズ』*1という作品の聖地となった広島県竹原市にある西方寺普明閣という建物です。
女子高生のメインキャラ達が幾度となくここを訪れては、何気ない会話、進路への悩みの相談、嬉しい事を共有する印象的な場所です。
私も同じ場所に立ち、同じ景色を見ることで、この景色の持つ力を実感しました。
見晴らしが良く、静かで、木や草の匂いに囲まれていて、とても落ち着ける空間です。
あまりの居心地の良さに2時間ほどゆっくりしてしまいました。
他のたまゆら聖地巡礼していたファンも方も同様にここでゆっくりしていく方が多く、キャラクター達の人柄の良さは、このような場所があるおかげなんだな…と感じました。


おわりに

私にとって、聖地巡礼は作品理解の手段の1つです。
足で現地に赴いて、食べて過ごして雰囲気を知る。
それがキャラを理解する手段の1つだと信じています。
あと、単純に旅行に行くのって楽しいですからね。
旅行に行く楽しさ + まだ見ぬ思い出の地に行く楽しさ。
それが私にとっての、聖地巡礼の楽しさですね。

*1:たまゆら』は佐藤順一監督のアニメ作品。女子高生4人組の日常を通して、人の交流の大切さを描く作品です。

退学時のメモを晒す

はじめに

この記事は、「退学 Advent Calendar 2016」の3日目です。

www.adventar.org


私は今年の3月に通っていた大学院を退学しました。
その際に経緯等をこのブログに投稿するつもりで書いたのですが、途中で辛くなって下書き止まりにしていました。
この記事は、その時の下書きにしていた記事を掲載したいと思います。

本題

今度から就職して働き始めるので、最後の精算がてら退学エントリを書く。
別に酷い環境だったとか、ドラマチックな出来事があったわけではない。
ただただ怠慢なだけだった。


プロフィールとしては、地方の元大学院生。M1。
書類上は今年の春に退学したけど、秋頃から大学に行かなくなっていた。

辞めた理由は色々あるけど、知識の下地が無さ過ぎた。そして知識の習得を軽んじていた。
研究に必要な知識は入ってから身に付ければいい、と軽く考えていたのが良くなかった。

大学院生になると(大きく院によると思うけど)研究以外の事が増える。
単位を取るための授業だったり後輩の指導だったりである。

その合間を縫って勉強しなければならない。研究(主に論文等のサーベイだけど)もしなければならない。
もともと勉強が上手ではなかったので、少ない時間で効率よく勉強する方法が身についていなかった。
努力不足も否めないが、研究に必要な知識が身につかないまま時間は過ぎた。

また、知識が身につくとわかってくるのが自分の無知さであり、知れば知るほど知らないことが増えた。
ある時、不足した知識を補おうとカリキュラムを組んだ。授業みたいにコマ割りして。
その結果、1年ぐらい勉強しないと必要な知識が身につかない事がわかった。
もちろん素人が作ったカリキュラムなので、それが正しかったかはわからないけれど、かなりショックだった。
そこそこハードなスケジュールでも、こんなに時間が掛かるのか、と。
今までそんなに真面目に勉強してきたわけでもない。不真面目に分類される人間だった。
しかし、院進学前はこここまで自分が至らない人間であるとは考えていなかった。

知識が無ければ論文は読めぬ、授業についていけぬ。
授業や勉強のストレスで後輩への指導が滞る…。

ある時期から、朝起きるのが辛くなった。
心の中の「休もう」という声が心地よく聴こえはじめた。
3限から出るようになり、4限から出るようになり、週5が週3にまで減った。


秋頃、進級に必要な書類の期限が迫っていた。
この書類を出せないと2年目はない、そういった書類だった。
2年次の研究計画が書けなかった。自分の研究の方針がわからなくなっていた。そもそも研究が出来ていなかった。
あまりにも酷いので、少し担当教授に相談してみようと思った。教授はいい人だったので、相談に乗ってくれると考えていた。
そう思った矢先に教授から書類の提出を催促するメールが来た。そこにはもっと上の教授の名前も連ねてあった(書類にはそういった人の許可や判が必要)
追い詰められていた私は、このメールを手助けではなく脅迫じみた、背中から銃を突きつけられているような感覚になった。
味方がいないと錯覚した私は、その日から大学へ行かなくなった。

とはいえ、本を読むのが好きだったので大学の図書館は利用していた。
図書員の方とは学部の頃から顔なじみで名前も覚えてもらっていたが、大学に行っていない事は隠したまま本を借りて読んだか読まないだかで返していた。
思えば学部生に悪かったと思う。常に図書館の貸与限界数まで借りてたし。
学校に行かない時期はひたすらアニメとゲームをやっていた気がする。ちょうどこのブログを始めたのもこの時期だ。


不登校になって2~3ヶ月くらいした時、教授から呼び出しのメールが来た。

※ ここで辛くなって書くのを辞めた

おわりに

働き始めたら使えるお金が増えたので、これでいいのだ(生涯年収は減った)

『やがて君になる』3巻読了

やがて君になる(3) (電撃コミックスNEXT)

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侑の苦しみ

2巻の終わりで燈子先輩から「私の事は好きにも嫌いにもならないで」と言われた侑。
しかし、どんどん距離を縮めてくる燈子先輩に侑の中に"特別な感情"が芽生え始めてきます。
それは、相談した槙くんの目からも侑に隠しきれない感情が生まれつつあることが伺えてしまうほど。
燈子先輩との約束で先輩に"特別"を感じてはならない事から、自分の気持ちを押し殺す侑。
果たして、この我慢はいつまで持つのか…。

"誰も特別に思えない"侑が抱えるジレンマのような悩みが今後、どのように解決されるのか楽しみです。

沙弥香先輩の心境

みんな大好き、沙弥香先輩。
今回も冒頭から侑と燈子先輩の関係に疑いを持つなど油断なく好きの無い沙弥香先輩。
なんと今回は、女性カップルの先輩役であり相談役と出会います。
自分の気持ちを相談し、そしてそれがそれで良いと再認識することができた沙弥香先輩。
今後、燈子先輩にどうアプローチしていくのか。
燈子先輩と侑の間にどう入り込んでいくのか、引き続き目が離せません。

燈子先輩の前では澄まし顔で余裕そうな態度なのに、侑相手だとぶっきらぼうになるのが好きすぎます。


燈子先輩のずるさ

2巻のラストで侑に呪いを掛けた燈子先輩。
そのずるさは留まる事を知らず、一方的に侑を求め続けます。
よって自身の負担の一部(演じること)を侑にも共有する形となり、2人の関係が緩やかに壊れつつあるように感じます。
侑が一瞬、気を許した瞬間に見せた感情を無くした燈子先輩の表情を見るに、まだ燈子先輩にとって侑は手放せない存在ではないように見えます。(あるいは、少なからずショックを受けていた?)
もし侑が負担に耐えかねて燈子先輩を手放す or 燈子先輩に特別な感情を抱いてしまったら…。


4巻からは生徒会劇編に入っていくようですが、劇というものが、2人の感情にどのような影響を与えていくのか不安と期待でドキドキです。


頑張れ堂島くん

やたら出番が多かった堂島くん。
そのひょうきんな態度で女子とのコミュニケーションもバッチリ。
今回、新たに朱里やこよみとも知り合いだった事が判明。今後は2人と生徒会を繋ぐキーマンになること間違い無し。
引き続き頑張って欲しいです。


もっと出番だ槙くん

堂島くんに比べて出番が減ったような気がする槙くん。
でも侑との会話で、侑の中の"寂しさ"に気づけたのは今後、物語に大きな影響を与えてきそうな気がします。
近いうちに侑が学校を休んだり生徒会に来なくなったりするような展開があるかも知れません。

探るこよみ

生徒会劇の脚本を引き受けたこよみは、今回幾度となく燈子先輩の人柄について調べていました。
ひょっとすると、こよみが侑と燈子先輩の関係に気づいたり、燈子先輩の見られたくない部分を知る事になるかも。
そしてそれを劇の脚本に盛り込んだりして。
そんな展開になったらもうしっちゃかめっちゃかになりますが、そんな展開も見てみたい…!

総評

心理描写が秀逸すぎて、心理戦の様相を呈してきました。
侑の気持ち、沙弥香先輩の気持ち、燈子の気持ち。
それぞれ晒している部分と隠している部分があって、全容を把握しているキャラは誰も居ません。
さらに周囲のキャラを巻き込んで、この3人の感情はどう昇華されていくのか。
4巻以降も、キャラの心情を追いかけていけるのが楽しみですね。

沙弥香先輩は、2人の間に入り込む脇役ポジだと思ってましたけど、3巻を読んで3人目の主役だと確信しました。
そして応援したくなってきました。沙弥香先輩にはぜひとも頑張って欲しいです。

大満足な3巻でした。4巻は来年夏らしいので、頑張って生きよう。

Vim 8 に denite.nvimをインストールした

事の起こり

denite.nvim を入れようとするも中途半端な情報でツイートする自分。


~ 12時間後 ~





まさかのご本人登場。


これはdenite.nvimを導入せねば全国1億人30万人のvimmerから串刺しにされる。

denite.nvim

github.com

unite.vimより10倍早い。10倍だぞ、10倍!

導入

環境

OS  =>  Mac 10.11.6
Vim => 8.0.71
Homebrew => 1.1.0
Vimプラグイン管理 => NeoBundle

# vimのpython3が有効かチェック
:echo has("python3") => 0 # python3が有効化されていない

導入していく

下記の2つのサイトを参考にしました。

qiita.com

nihaoshijie.hatenadiary.jp

1. python3を導入する(バージョンは3.5.2)

> brew install pyenv
> pyenv install 3.5.2
> pyenv global 3.5.2
> pyenv versions
==> * 3.5.2

2. vimのpython3を有効化

> # 現在の有効なインターフェース確認
> brew info vim
==> --with-python3

> # vimを導入してない場合は普通にbrew installする
> brew reinstall vim --with-python3

> # python3が有効化されたか確認
> vim --versions | grep python3
==> +python3

3. .vimrcにpython3のパスを追記

> # python3のパスを確認
> which python
==> ~/.pyenv/shims/python

> # .vimrcに追記
> # 普通にファイル開いて追記してくれればokです
> echo "let g:python3_host_prog = expand('which pythonで出力されたpath')" >> .vimrc
> echo "NeoBundle 'Shougo/denite.nvim'" >> .vimrc

vimを開いてpluginがインストールされれば導入成功です。

素敵なVimライフを!

2016年 不屈の心は、その胸に。

はじめに

2016年の秋アニメがはじまりましたね。
今期は久々に2桁を超える作品を視聴しており、毎日ほくほくです。


私の今期イチ押しのアニメは、『Vivid Strike!』です。

vivid-strike.com

受け継がれる魂

『Vivid Strike!』は、『魔法少女リリカルなのは』シリーズの最新作になります。


主人公フーカ・レヴェントンと幼馴染リンネ・べルリネッタの物語。
まだ力の無いフーカが、大切な幼馴染が間違った方向に進むのを辞めさせるために強くなる。

このストーリーにどうしようもなく『リリカルなのは』の系譜を感じます。
2005年にシリーズが始まり、去年10周年のメモリアルイヤーを経験した『リリカルなのは』ですが、
2016年になっても新作が作られ、変わらず熱い魂が引き継がれている事が何よりも嬉しいです。


なのはシリーズは、私がアニメを観るようになって最初にハマった思い出深い作品なので、
続いていること、そしてそれが変わらずテーマを貫いていてくれることが本当に嬉しいです。




それはさておき…



お腹!!お腹!!(*´Д`)

2話の10:08秒からの寝てるフーカちゃんのお腹が膨らむシーンが最高すぎてリピート止まりません。



『Vivid Strike!』はAmazonPrimeVideoで独占配信中!!!

大正野球娘。

www.tbs.co.jp



大正野球娘。』をは、2009年に放映されたTVアニメです。
放送当時もリアルタイムで全話追って、しっかりとしたストーリーと雰囲気の良さからお気に入りでしたが、
最近dアニメストアに追加されたので見直しましたが、やはり面白い。



「大正時代に女学生が野球をやる」という設定の奇抜さと「ストーリーはスポ根王道」という、
お話のバランスの良さやキャラ同士の雰囲気の良さが大変魅力的です。
どのお話も安定感があるので、見ていて強い安心感がありますね。

作画の良さも特筆すべき点です。
崩れてるシーンがなく、野球シーンでのアクションもよく動きますし動きそのものもカッコイイ。
小梅がホームベースで守備した時に、走者のスライディングを受けて前に転がるシーンや
守備陣の連携プレーのシーンは早くかつキャラの自然な動作で驚かされました。


百合アニメとしても、公式でペアが決まっていて見ていて愉しいですね。
個人的には、ゆきたまと月映姉妹がお気に入りですね。
ゆきたまの幼馴染百合の阿吽の呼吸が出来上がっている感じと、月映姉妹の静様の「姉さんには私がいなきゃ」感最高ですね。
それでいて巴様が他の娘にべったりだとちょっとヤキモチを妬くというね…。いい…。
静様は角が立ちすぎなくてストーリーを遅延させたりしないのがいいですな。



面白いアニメはいつ見ても面白いなあ…と思いつつ、最近のアニメを追っていないので年寄りになってきたなあと思うのでした。