ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

フォニックスとリンギング

Flutterを勉強する中で英文を読む機会が増え英語学習へのモチベも上がっています。
「英語を勉強するときはフォニックスとリンギングが大事だよ」というのを目にして、どちらも知らなかった私は調べました。

  • フォニックス: 英語の「発音の仕方」に関するルール
  • リンギング: 文章中の2つの単語が連結して発音が変わる現象

つまり発音に関するルールですね。
英文や単語について勉強する機会はあっても発音に対する勉強の機会は少なかったので、初耳でした。



aiueophonics.com
www.youtube.com


「あいうえおフォニックス」さんは、子供向けの英語フォニックス学習サイトです。
1~2分程度の子供向け動画でフォニックスが学べます。
子どもに分かる内容なら私も学ぶのが難しくなさそうなので、これから動画を見て勉強していこうと思います。


eikaiwa.weblio.jp

リンギングに関しては、検索で一番上に出てきたWeblioさんのページを読んでみます。



Flutterを勉強していくと英語の勉強になり、英語を勉強すればFlutterがより理解できる、そういった相乗効果を期待してやっていこうと思います。



ちなみに、文法は「一億人の英文法」を読んでます。これを読みつつ英文を読んで、配置を意識してます。

Flutter触り始めたので現状の雑感

2年くらい前からやるやる言っておいて、セットアップだけで止まっていたFlutterを触り始めました。
無理しないペースで毎日公式のチュートリアルを触ってます。

codelabs.developers.google.com

codelabs.developers.google.com

codelabs.developers.google.com


チュートリアル3つやった上での雑感

  • widgetを組み合わせるだけでアプリができるのは面白い
  • 予め準備されたwidgetを組み合わせるので宣言的なコードになるのが良い
    • 実際、チュートリアル中で手続き的なコードはOSの判定くらいでしか出てこなかったと思う
  • hot reload快適、これ無しで開発したくない
  • 一方で、どんな時にhot reloadが効かなくなるのか分からない
  • widgetがどんどんネストしていくので、どういう単位でクラスやファイルを分けていくべきなのかが分からない
  • controllerを使うwidgetでのcontrollerの役割が分からない
  • 状態管理とかもよくわからん
  • flutterのチュートリアルやドキュメントが英語多めなので、英語の勉強にもなってて英語学習のモチベにも繋がってる
    • 英語の本を読んだりポッドキャスト聴いたりするようにしてる、どれだけ続くか、効果があるかは分からない
  • UIだけじゃなくて、data storeへのアクセスも勉強したい

次は"Binding Layouts"を勉強しつつ、data storeへのアクセス周りを調べたい

flutter.dev



t.co
これも流し見してる。1分強でどんなwidgetか分かる。
本当に種類が多いので、widgetの知識の多さがコードの書きやすさ、アプリの作りやすさに直結するみたいね。


dartpad.dev

DartPadのおかげでエミュレータや実行環境が整ってなくてもコード動かせるのは勉強しやすくて助かる


今年のQiitaのAdvent CalendarにFlutterで参加するのが当座の目標。
それまでに自作アプリを1本出してみたい。Google Playに出品できたら最高。

2019年の百合を振り返る

今年も2019年に私が新しく触れた百合を振り返っていきます

yellowho.hatenablog.com

リスト

計71作品

ピックアップ

やがて君になる

今年完結作品その1。
1巻の頃から追いかけていた作品が終わって感慨深い気持ちです。
しかも終わり方が非常に私好みで、最終話は何度も読み返してしまいます。
人生を船路に例えた表現は2人の人生の船出を象徴しつつ、百合に限らず人生そのものに焦点を当てた壮大な終わり方だったと思います。

最終巻を読むにあたって1巻からぶっ通しで読み返したのですが、改めて1つの作品のとしての完成度に驚かされます。
なんといっても無駄が無い。余計なシーンが一切無く、細かいシーンでさえ後のシーンに繋がっていたことに一気読みすることで気づきました。

漫画作品としての『やが君』は終わってしまいましたが、『佐伯沙弥香について』などなど、まだまだ『やが君』の世界観は広がっていくようなので2020年も楽しみです。

やがて君になる(8) (電撃コミックスNEXT)

やがて君になる(8) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者:仲谷 鳰
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/11/27
  • メディア: コミック

はねバド!

今年完結作品その2。
毎年のマイベスト百合に2年くらい連続で選ばれるくらいに好きな作品の完結ということで、こちらも感慨深い終わり方でした。
有千夏は死なないと思ってたのですが、実際に死んで、その死を綾乃とコニーが受け止めて乗り越えているところに2人の成長を感じました。

個人的には最終巻でカップリングの花見みたいな状態になったのが最高でした。
そんな中でも相変わらず唯華とさきのカップリングは良かったですね。美里さき、志和姫唯華を泣かせた女。

はねバド!(16) (アフタヌーンKC)

はねバド!(16) (アフタヌーンKC)

あの娘にキスと白百合を

今年完結作品その3。
こちらも1,2巻の頃から追いかけてきた思い出深い作品。
白峰と黒沢が少しずつ歩み寄って歩み寄って歩み寄って成長していったのが良かったですね。
学生百合は恋愛要素としての側面のみならず子供の成長という面も楽しめるので2度美味しいのが好きですね。
色々なカップリングが楽しめる本作ですが、個人的には3巻の2人が至高でした。
幼馴染主従関係百合最高。

缶乃先生の新連載も楽しみです。

徒然日和

今年完結作品その4。
これから!という時に終わってしまって残念でした。
4人の四季の暮らしをこれからも見ていたかったと思わせてくれる4人の空気感が良い作品でした。
小春と真冬が両想いになったんだから、七椰と実里も進展が欲しかった!

徒然日和(3) (百合姫コミックス)

徒然日和(3) (百合姫コミックス)

  • 作者:土室 圭
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: コミック

熱帯魚は雪に焦がれる

胸をえぐる最新回。
救済の神、広瀬楓をもってしても覆せない2人の関係をどう詰めていくのか。
5巻を帆波小雪視点で苦悩を描き、6巻で天野小夏視点の苦悩を描くことで、小雪の前進が小夏にとっては離反に感じさせる演出がホントに見事に読者の心をえぐってくるのが本当にエグイ。
今後も目が離せません。

グランベルム

『グランベルム』のもっとも素晴らしい点はやはりアンナ・フーゴの憎悪ですよね。
ここまで執念深い嫉妬狂いのキャラは非常に珍しいと思います。
「あなたを傷付けるのが私の楽しみ」とまでハッキリと宣言し、相手を傷つけ、自身の憎悪だけで2回も復活。
深月エルネスタ深海を追い詰め罪悪感を持たせた点も、彼女の引き立て役として見事でしたね。

granbelm.com

とどのつまりの有頂天

今年はあらた伊里先生の作品に初めて触れた年でした。
『とどのつまりの有頂天』もそうなのですが、ハイテンションながら細やかなキャラの心情を描いてくれるのが素晴らしい作品です。
『リシチ』では、ちはみや。『有頂天』では、ぺんししがドツボです。
『有頂天』の掲載誌変更で『有頂天』がどのようにパワーアップするのか楽しみです。

とどのつまりの有頂天 1 (ヤングキングコミックス)

とどのつまりの有頂天 1 (ヤングキングコミックス)

理想と恋

今年のベスト百合漫画の1つ。
ちゃんと百合を描いたのは初めてとは思えないくらいクオリティの高い百合漫画の短編集。
まず女の子が可愛い。そして可愛い女の子に動かされる女の子が可愛い。
心理描写も重すぎず浅すぎずで非常に読みやすいです。
百合ジャンルが長い人にも、百合に詳しくない人にもオススメできる良書です。

理想と恋

理想と恋

エクレア orange

全編最高奇跡のアンソロジー

エクレア orange あなたに響く百合アンソロジー

エクレア orange あなたに響く百合アンソロジー

ヴァンピアーズ

ヴァンピアーズ(1) (サンデーGXコミックス)

ヴァンピアーズ(1) (サンデーGXコミックス)

海猫荘days

海猫荘days(1) (百合姫コミックス)

海猫荘days(1) (百合姫コミックス)

胡桃沢梅

この記事は百合 Advent Calendar 2019の2日目の記事です

adventar.org

胡桃沢梅

突然ですが、胡桃沢梅をご存じでしょうか?
片想いの男子を真っすぐに想い、真っすぐに想い過ぎて独占欲が強くなってクラスの女子に"みんなのもの協定"を結ばせた胡桃沢梅を。
片想いの男子に急接近する女子を蹴落とすために裏で嘘の情報を流した胡桃沢梅を。
片想いの男子に勢いで告白する羽目になった胡桃沢梅を。
片想いの男子と恋敵の女子が仲違いしそうになる度に適度なサポートで2人を支えた胡桃沢梅を。
恋敵に頭を下げて勉強を乞う胡桃沢梅を。
恋敵から親友へと変わった胡桃沢梅を。
親友へ「あの時はごめんなさい」とずっと昔のことを謝った胡桃沢梅を。
親友を守るために合コンに参加したり、ストーカー男を遠ざけようとする胡桃沢梅を。
親友の隣だと安心できるようになった胡桃沢梅を。
"恋敵が片想いの男子を奪った"から"片思いの男子が親友くれた"と思うようになった胡桃沢梅を。

知ってください。胡桃沢梅という女の子を。

小説版『天気の子』感想

www.kadokawa.co.jp

※ ネタバレあります

角川文庫版『天気の子』を読んだ。面白かった。
途中までは極めてありきたりな展開のようで、穂高に甘々な世界観がしっくり来なかった。
だが、「終章 大丈夫」で変わった。
陽菜を取り戻しても物語はめでたしめでたしでは終わらず、世界は雨が降り続き東京の一部は水没した。
つまり東京が水没した世界を描くSF作品の面を持ち合わせた。
環状線ではなくなった山手線や水面から頭を覗かせる高層ビルの描写は、現実とは違う新しい東京の姿を映し出してくれた。
東京水没という展開によって、私はその世界観に広がりを感じたし、この『天気の子』という作品はその世界観のエピソードゼロのようなポジションだと感じている。
水没した東京を舞台に既存の物語が数作品出ており、この作品は東京水没の原因を解き明かす前日譚のように感じられた。
そう思うと、まだまだ物語が続いていきそうなとてもワクワクした読後感だった。

他にも面白さを感じたものがある。
それは監督自身による"あとがき"と主題歌を担当したRAD WINPSの野田洋二郎さんの"解説"だ。
"あとがき"にて、この作品はフィクションでしか書けないもの新海誠でしか書けないものを新海誠自身がワクワクしながら全力投球で書いた、という事が書かれている。
君の名は。』のヒットを受けてヒットを狙って作るのではなく、逆に自身が楽しめるものを全力で作ったというのが嬉しいし、穂高の暴走とも言える行動は新海監督のワクワクの熱意によるものだったのかも、と腑に落ちた。おかげで穂高に対する甘々な展開に納得がいった。
"解説"では、野田さんと新海監督の人柄の良さを感じた。小説版なので音楽は関係ないかも知れないと思ったが野田さんが『天気の子』に与えた影響はとても大きかった。

私は新海誠作品が好きだ。そんな新海作品が『君の名は。』によって大ヒットし世間の注目を浴びた。
そうなるとファンとしては今までとは作風が変わってしまうのが怖いもの。
『天気の子』もそんな視点で読み進めていた。だからこそ、クライマックスがSFのような展開になったのが嬉しかった。
そして"あとがき"を読んで、新海監督自身が楽しみながら作品を作った事も知れて嬉しかった。
好きな作家が楽しんで作品を作ることはファンにとっても喜びである。
小説版を読んで良かった。あとがきと解説が無ければ感想記事を書こうとも思わなかった。
監督に小説版を書くよう促してくれた『君の名は。』製作委員会にも感謝。

『君に届け』を全巻読了しました。

www.ntv.co.jp

2009年のアニメ版から好きになった『君に届け
原作をすべて読むのがその頃からの夢でした。

そして、今年の8月にKindleで全巻購入し、9月の頭から少しずつ読んでいって、今日ようやく読み終わりました。
この本を読む前と後では、世界の見え方が変わりました。世界が明るく見えるようになりました。
私はもう30代に手が届くようなオッサンですが、『君に届け』を読んでいる間は高校生に戻ったように、作中のキャラ達と同じ目線で物語を楽しんでいました。
今を真っすぐ真剣に生きる彼らに背中を押されて、もっと真剣に生きなきゃいけないという気持ちになっています。

漫画やアニメなど作品に触れるとき、どうして作品に触れるのだろうか。
無駄じゃないのか、勉強した方が身のためじゃないかと常々感じています。
それでも辞められないのは、こんなにも面白い作品に出会える奇跡を知っているからです。
素晴らしい作品に出会った時の感動は、言葉では表せないほど清々しく。生き方も変わってしまいそうになります。
そして素晴らしい作品に出会った時には、必ず感謝の気持ちが芽生えます。
作者の椎名軽穂先生に感謝。愛すべきキャラクター達に感謝。
作品が読める環境や作品を読みながら思い出した自分の高校時代に感謝。ありがとう。

私が高校時代に憧れた黒沼爽子という女の子は、今も私の憧れです。
明るくてポジティブで真っすぐで。私が持ってないものをたくさん持っている。
貴女のようになりたくて前向きに考えるようになって、私の人生も変わりました。
今は少し前向きに考えることを忘れてしまったけれど『君に届け』を読んで、また前向きに考えることができるような気がします。

ありがとう。そしてお幸せに。


今月末に出る番外編も楽しみにしています。
好きな作品を心待ちにできる幸せに感謝。


『劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~』感想

www.anime-eupho.com




ネタバレ有りです。



良い劇場作品を見た後は、興奮するよりもむしろ落ち着いて、胸がスッとして清々しい気分になる。
背筋を伸ばして顎を引いて、いつもより姿勢よく視線高く歩く。
『劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~』を見た後もこの状態になった。

映画全体の感想としてはとても密度が高くて、100分程度の映画だとは思えない濃さだった。
たった100分の間に、1年生が加わり京都大会を抜け関西大会にまで突き進んでしまった。
たった100分の間に1クール分の物語がギッシリと詰め込まれていた。

最後の演奏シーンは濃く長く長く、劇場で観たこともあって非常に満足度の高いシーンだった。
楽器の演奏経験が無い人間としては、やはり動きで伝わりやすい打楽器系の作画が素晴らしかった。
1つ1つの所作が細かく描写されて、音だけで無く目でも充分に楽しめた。
映像作品で演奏シーンを見る魅力は、普通は見ることができない角度や距離で演奏を"見る"ことができる点にあると思っており、
奏者側から指揮者を見るシーンや、奏者の手元をアップにするシーンは映像と音がリンクしてより一層の臨場感を与えてくれた。
TVシリーズ響け!ユーフォニアム2』(以下ユーフォ2)は演奏シーンが少し物足りなく感じていたこともあって、本作の演奏シーンはそのフラストレーションを見事に解消してくれる名シーンだった。
リズと青い鳥」が流れ始めた時はめちゃくちゃ泣いた。その演奏を聴いただけで描写されていない北宇治吹奏楽部の半年間が見えた気がした。


久石奏について。
本作を見る半日前まで『ユーフォ2』を見ていた。
『ユーフォ2』では、部内のゴタゴタではなく個人や個人間の問題(傘木希美と鎧塚みぞれ、田中あすか高坂麗奈)が中心に据えられていたため、本作のギスギスは非常にショックが大きかった。
特に久石奏の見透かしたような揶揄うような振る舞いに胃が痛くなったし、『ユーフォ2』の雰囲気を返して欲しいと何度も思った。
けれど久石奏が誰にでもある"挫折の象徴"であることを知ってからは一気に好感度が上がった。
努力が認められなかったり裏切られたりすると、人は斜に構えて真っすぐに物事に取り組むことができなくなっていく。
そんな誰にでも経験のある事によって歪んでしまった久石奏の「頑張るって何ですか?」という問いに久美子が「努力で何も得られなかったとしても努力そのものに意味と価値がある」と答えたことで、見ている私も少しだけ心が軽くなったし、久しぶりに何かに必死になってみたいと思った。今も思ってる。


百合的な観点としては、久美子の始まりが麗奈の涙だったり、吉川優子の涙は中川夏紀しか知らないし吉川優子も涙を見せていい相手だと認識してるんだよな…とか。
「お2人の距離、近くないですか?」って拗らせた百合オタクの妄言じゃなかったのはビックリした。


久美子3年生編決定は本当にめでたいし久美子の卒業を見届けられるんだなと思うと本当に嬉しい。久美子が高校最後に何を得るのかを知りたい。
久美子部長率いる北宇治吹奏楽部がどんな演奏をするのか、とても楽しみ。
でも、なかよし川が卒部会で泣いてる姿も観たかった…。