Opera 35でGYAO!を再生する(UserAgent変更)
概要
新しいGYAO!(2016/02/24時点)から、Operaでの再生ができなくなったようです。
Opera35でGYAO!を再生しようとすると次のような画面が表示されてしまいます。
GYAO!側の要件は下記のようになっています。
確かにOperaの名前がないですね。
環境の確認
Opera35のUserAgentは下記のようになっています。
確認には、あなたの情報(確認くん)を利用しています。
ここでは、"現在のブラウザー"という項目を見ていきます。
Opera35のUserAgentは
"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/48.0.2564.116 Safari/537.36 OPR/35.0.2066.82"
となっています。
最後尾についている"OPR/35.0.2066.82"という部分がOperaを示していると思われます。
UserAgentの変更
UserAgentの変更には、Chrome Extensionの「User-Agent Switcher for Chrome」を利用します。
chrome.google.com
OperaにChromeのExtensionを導入する際は、「Download Chrome Extension」を導入してください。
addons.opera.com
「User-Agent Switcher for Chrome」を導入すると、右上にこんな感じのアイコンが追加されます。
アイコンをクリックするとブラウザのメニューが表示されますので、そこで変更したいUserAgentを選択できます。
再生できるUserAgent
いきなりですが、閲覧できるUserAgentを調べましたので一覧にしておきます。
このリストは、「User-Agent Switcher for Chrome 1.0.43」にあるものです。
UAの追加
上記できるリスト以外にも、自分でUserAgentを追加する事でも再生できるようになります。
今回は、Chrome最新版(Chrome 48.0)のUserAgentを追加してみます。
UAの入手
まず、ChromeのUserAgentを取得してみましょう。
Chromeを立ち上げて、上記の「あなたの情報(確認くん)」のURLをコピペして移動します。
移動先のページに書かれている"現在のブラウザー"をコピーしておきます。
UAの追加
Operaのメニューから"拡張機能の管理"を選んで拡張機能管理画面を開きます。
「User-Agent Switcher for Chrome」の項目を探し、オプションボタンをクリックします。
すると、UserAgent追加編集画面になります。
画面上部に次のようなフォームがありますので、そこに情報を入力していきます。
追加する情報は次のものです。
情報を入力すると、次のような状態になります。
このうち、UA情報と追加/書き換えの部分以外は好きに書いてもらって構いません。
書いたら"Add"ボタンを押して追加します。
追加が成功したら、自分が設定したグループに設定したUAの名前で新しいUAが表示されているはずです。
UserAgentを変更し、「あなたの情報(確認くん)」にアクセスし、「あなたのブラウザー」がChromeのものと同じになっていたら成功です。
追記(02/24 12:29)
件の事をTwitterで呟いていたら、公式さんからレスを頂きました。
仕様変更で Opera では見れなくなってしまいましたね。こちらでは https://t.co/zhAhnlSlnO で回避出来ました。拡張を使わずとも自動で Gayo にだけ UA を変えるよう手配中です。 https://t.co/KVGfX3J0jk
— Opera Software Japan (@opera_jp) February 24, 2016
こちらの UA Switcher https://t.co/zhAhnlSlnO 下の枠に http/s をのぞいてドメイン名を入れると、そのドメインに対してだけ UA を指定のものにします。 pic.twitter.com/96T2knNiNo
— Opera Software Japan (@opera_jp) February 24, 2016
「User Agent Switcher」にOpera版があった事、GYAO!でのみUAを変更する術を教えていただけました。
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