ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

VivaldiのSpeedDialの順番を逆順にするプログラム書いた

はじめに

祝!
Vivaldi 1.0 release!!

vivaldi.com


私はOpera12ユーザでしたから、これは喜ばしい事です。
ブラウザのオプション画面で何時間でも時間を使い潰せる感覚も久しいです。

これを記念して、兼ねてから困っていた"ブックマークインポート逆順問題"の解決をアシストするスクリプトを書きました。

ブックマークインポート逆順問題

読んで字の如く、他ブラウザからインポートしたブックマークの並びが逆順になってしまう問題です。
私はOperaからインポートしたのですが、SpeedDialの順番が見事に逆になってしまいました。
そこで、逆になったものを再び逆にするためのコードを書きました。

github.com


動作としては、単純にブラウザが参照しているBookmarkファイルを読み込んで、SpeedDialが書かれた部分を逆にして保存するだけです。
構造はJSONなので、非常にシンプルです。
実行するたびに逆順になります。細かいオプション等はありません。
実行するときはVivaldiを停止させておいてください。

おわりに

基本的に一度使ったら終わりの使い捨てです。
もし暇な方がいらっしゃればWin32以外の環境に対応させていただけると嬉しいです。
それでは。

アニメを見る基準

「あにめも!」さんから4月の新アニメのチェックができるようになったと連絡が来たので、4月アニメのチェックをしました。

animemo.jp

あにめも!とは

「あにめも!」さんは、毎クール毎に視聴しているアニメをチェックできる視聴アニメ管理サービスです。
チェックがボタン1つで出来ること、グラフ表示があること、視聴局や視聴状況を設定できることなど、シンプルで欲しい機能が備わっていて気に入っています。

4月の気になるアニメ

コンクリート・レボルティオ -超人幻想- 第2期

http://concreterevolutio.com/

来期筆頭の1本。
昭和の特撮やアニメのパロティ、オマージュをふんだんに取り込んだ"濃い"アニメ。
ボンズさんの超絶作画や水島精二監督の濃ゆい世界、松本浩樹さんの素敵な色使いの背景など、他にも見所たくさんです。

特徴的なストーリー構成

この作品は、物語の視点が様々な時代を行き来しながら展開していきます。
1話完結の中で、ある登場人物の"現在"と"未来"、つまり"原因"と"結果"、現在で起こった出来事がどんな結末をもたらしたのかが描かれます。
そして1話完結ながら各話の出来事が積み重なって未来の展開に繋がっていきます。

元ネタたくさん

上記にも書きましたが、パロディやオマージュ満載のアニメなので、キャラの元ネタを探していくのが楽しみに1つですね。
とはいえ、キャラデザさんには元ネタを意識しないで自由に作ってもらったので、厳密な元ネタはないらしいです。
でも展開だとか、演出だとか、事件は元ネタがある事が多いですから、そういった所は頑張って見つけていきたいですね。

正義とは何か

上記にも描いた通り、各話でキャラの過去と現在が描写されるのですが、その多くが「昔は正義側だったけれど、今は悪人」あるいは「過去に善行と思った事が結果的に悪行だった」という事が多いですよね。
例えば、「主役が囚われの姫を助けて敵組織を壊滅させたら、実は姫はその組織の正式な姫だった」など。
この場合、姫は友人に同族を皆殺しにされてしまうんですね。でも主人公は姫を助けたと思ってるわけです。
そして未来になって姫が復讐しにやってきてしまうという…。
もちろん、善人が悪に堕ちるように、悪人も善人になるケースもありますが、前者のケースの方がずっと多くなっています。

この作品は「正義の味方とは何か」という事を問いている作品だと思いますので、その問いが最終的にどう決着するのかが私的には一番の見所です。


live.nicovideo.jp

毎週火曜日に振り返り放送をしていますので、これで2期に備えましょう!


三者三様

sansyasanyou.com

ご存知!『未確認で進行形』の荒井チェリー先生の作品を、やはり『未確認で進行形』を製作した動画工房が製作!
ドタバタパワフル青春コメディになる…かも!?

動画工房さんの作品はよく動き、よく笑えるので、非常に楽しみです。
キャラデザの時点で、キャラクターみんなが可愛いのもポイント高いですね。
力を抜いて楽しめる癒やし枠になってくれそうです。

少年メイド

www.tbs.co.jp


いよいよアニメ化の期待作。製作は『ヤマノススメ』『ワルキューレ・ロマンツェ』のエイドビット。
監督は同じく『ヤマノススメ』『ワルキューレ・ロマンツェ』の山本裕介監督。

私は原作を読んだことがありませんが、知名度の高さから作品への期待値はすでに最高潮です。
アニメ化に期待することは、千尋くんがどれだけ可愛いか、これに尽きますね。とにかく、早く見てみたい作品です。

宇宙パトロールルル子

luluco.tv

公式サイトの色使いが素敵なので視聴決定。パステルというか、明度と彩度が高いカラフルな絵の作品が大好きです。
調べたら製作TRIGGER、監督が今石洋之さんということでガシガシ動くド派手なアニメーションを楽しみにしています。
この色使いで絵が動いて画面が構成されるというのはワクワクしますね。

鬼斬

www.onigiri-anime.com


今期最高のダークホース!来期アニメでは一番楽しみにしてます!
鬼斬』はゲーム原作ですが、私はゲームをやった事がありません。
ですが、『鬼斬TV』というゲーム紹介の5分番組を見ていて、そのチープというか、素朴さに安心感を覚えています。
アニメでもその素朴さを見せてくれることを楽しみにしています。


アニメの選び方

私は各シーズン毎に作品を選ぶ際は下記の基準で選んでいます。

  • スタッフ
  • キャスト
  • 自分の中の前評判

スタッフ

アニメを製作するスタッフさんですね。
主に監督、シリーズ構成、美術、音楽、製作スタジオを見ます。
やはり監督やシリーズ構成の方が自分の肌に合っていると、作品も面白いんですよね。

しかし、スタッフやキャストが豪華すぎる時は要注意です。
逆に面白くないかも知れないからです。おそらく自分の中での期待値が高くなりすぎるんだと思いますが。
なので、点数で60点くらいのアニメが一番楽しみにできて一番楽しく見れるくらいだと思っています。

キャスト

お気に入りのキャストさんが参加されている作品は俄然、視聴したい!と思うことが多いです。
とはいえ、それが全てではありません。
出会いをくれるきっかけの1つになれば。

前評判

要は原作の知名度だとか面白さです。
私の中のささやかなポリシーが「流行るアニメは見ない」というものがあります。
これの理由はいくつかあって、「流行りに乗らない俺かっけー」というのも少なからずありますが、一番は「あとで見れる」からです。
流行になり知名度が高まった作品は、後世に残ります。つまり5年後や10年後でも見る事ができますし、感想サイトで感想を拾うのも簡単なんですよね。
しかし、反対に知名度がない作品はそうなのかと。
私が深夜アニメを見始めた時期の『魔法少女リリカルなのはStrikers』と同時期に放送していたアニメを知っているのか、と。

知名度の高い作品は、後世でもレンタル屋に並んでたり、懐かしアニメのランキングに載るため、いくらでも知る機会・見る機会があるんですよね。
だったら知名度が高まりそうな作品は避けて、「後で思い出すのに苦労しそうなアニメを見ていこうじゃないか!」と思っています。
それに"面白い事が事前に判っている"ほどつまらないものもないですから。それじゃドキドキもワクワクもないです。
私は整合性の高いストーリーとか良く動くアニメーションや心動かされる音楽だけでなく、「作品を知るワクワク」も作品の魅力だと思っているので、競馬で言う所の本命のような作品は避けて、大穴とかを見ていきたいんですよね。
とはいえ、面白くなければ見ないです。とにかくワクワクが大事ですからね。


おわりに

色々書きましたが、とにかく好きな作品を見るといいと思います。
同じ作品はないわけですし、視聴体験も唯一のものですからね!

正しいジャンルの乗り換え方

先ほどの記事と繋がる部分もありますが、「正しいジャンルの乗り換え方」について考えています。

きっかけは、SNSで絵描きさんが流行り作品のイラストばかり描いて以前描いていた作品の絵を描かなくなった事への否定的な意見なのですが、じゃあどうすればいいんだろうって思うんですよね。
詰まる所ジャング替えするなという話だと思うのですが、どうするのが正解なんですかね。
「このジャンルの絵は描ききったから別のジャンルに移ります」とかならOKなんですかね?
絵描きさん限定ではなく創作者全体のお話だと思います。

私は創作しないですし、流行り絵に批判的になったことも無いので、完全な第3者が妄想で好き勝手に言っている状態なのですが、モヤモヤします。
もし絵描きさんがジャンルを映らずに同じ絵ばかりを描いていたら、どうなるのでしょうね。
新しいアニメが始まっても絵が増えず、ずっと10年前や20年前の絵が溢れる社会。新作は過去作のリメイクばかり…。
これは少し言い過ぎだとしても、新しい作品が生まれている現状においてジャンルを変えるな、というのは無理があるように思います。
人が変化しないように圧力を与えていくやり方は、人の可能性を摘む行為ですから。

とはいえジャンルを変えたくなった場合、どうすれば受け取り手に変な事を言われずに済むんですかね。
正解は否定側の人しか知らないので、聴くならそっちなんですけどね。

書いてて自分でも「知らねえよ」って気分になってきましたね…。

流行に乗ることは悪ではない

  1. 「流行に乗る人」に批判的だと、自分が流行に乗りにくくなる
  2. 「流行を仕掛ける人」にとって益となる存在であり商業的に必要
  3. 供給が少ないよりも多い方が良いこともある
  4. やっぱり楽しい

流行に乗ることは悪ではないし、乗る人を馬鹿にする権利は誰にもない。
ただし、冷静さと品位を欠くことは避けたい。*1

*1:この記事で指す"流行"とは趣味だけでなく話題の物事全般を指します。話題のニュースやら事件など。

『あの娘にキスと白百合を』4巻 感想


萌さん可愛い!!!!!!!


(2/29 22:41 追記)

ブルーバード・ドライブ

萌さんが可愛い。
好きな相手のためなら自分が辛い状況になる選択肢も取れる。萌さんは芯の強い女性です。
それでいて甘え上手なのがズルい。

最果ての日

萌さんが可愛い。
1巻での髪型回の時もそうでしたが、萌さんは瑞希の過去も現在も未来も全て欲しい独占欲の強いタイプだなーと思います。
そんな彼女が罪悪感から「自分のことは忘れて走って」という辛い選択を再び選びます。
この罪悪感について今更だなと思うのですが、P56で萌さんは「走る瑞希のすべてが欲しい」と独白しているので、自分が足枷になって瑞希の走りを邪魔した事に罪の意識があるのかなと。
1巻の回想の時も、走ることへの憧れがあるみたいな事を言ってましたしね。

傘の中で泣くシーンでは、二人の関係が"もっといい距離感"になったと思うですよね。
瑞希は「萌のために走る」、萌さんは「走る瑞希の全てが欲しい」「私の半身」など、距離が近すぎたと思うですよね。
それが、瑞希が萌さん無しで走る(=萌さん抜きでも自分の進路を決められる)ことができるようになり、距離が開きます。
瑞希の「したいこと見つかったら 誰より先に…お父さんやお母さんより先に聞いてくれる?」という台詞も、萌さんの「もちろん 私と瑞希の仲じゃない」という台詞も、以前の2人だったら当たり前すぎてわざわざ口に出さないような事だったんじゃないかな、と。
でも距離が開いたからこそ、新しい2人の関係を作れるようになったんじゃないかなと思うんですよね。
その新しい2人の関係はこの後のお話に登場しますね。

ところで、瑞希と勝負した時の黒沢さんの「ふうん?」が最高にイケメンすぎますね。
こう…黒沢さんは天才らしく振る舞うと最高にカッコイイです。

エンチョウセンの彼女

扉絵は、1話の扉絵を後ろから見たアングルですね。
郁は2巻のあのキス小劇場のキャラですね。まさか再登場があるとは!
一歩を踏み出せない自分に嫌気が差しちゃうキャラ、いいですよね。
あのタイミングが掴めなくて何日も先送りになって結局実行できないのはあるあるすぎて泣けます。
それと、気になる相手を自分のイメージで測りすぎな所も、この手のタイプにはあるあるな話ですよね。大仰に捉えてしまうというか、憧れてるので等身大以上にとらえてしまうんですよね。それでなおさら緊張してしまうという。
なので、白峰さんに尻尾を振る黒沢さんを見た事でイメージが変わったのは良い影響だったんじゃないかと。
大切なのは、1歩踏み出すことなんです。そうすれば、状況はずっと良くなるんですよね。
郁に親近感を覚えたので、勇気をもらえました。

あと郁の黒沢さんの美化具合すごい、すごくいい。

それが愛だと言ってくれ

もみじ→郁←小萩
サブタイトルは、池を渡る猪上小萩の台詞の事を指してますよね。
「関わったらケガしたりムカついたりつまんなかったりいろいろありますよ
 けど、私が思うに友情というのはそういう風に傷つくこともあるけど…相手の人生につき合う覚悟のことです」
それが愛だと言ってくれ。




続きはまた今度。

Opera 35でGYAO!を再生する(UserAgent変更)

概要

新しいGYAO!(2016/02/24時点)から、Operaでの再生ができなくなったようです。
Opera35でGYAO!を再生しようとすると次のような画面が表示されてしまいます。

f:id:yellowho:20160224084514p:plain


GYAO!側の要件は下記のようになっています。
確かにOperaの名前がないですね。

f:id:yellowho:20160224084539p:plain


このエントリでは、Operaで見れないGYAO!をUserAgent(UA)を変更して見れるようにしていきます。

環境の確認

Opera35のUserAgentは下記のようになっています。
確認には、あなたの情報(確認くん)を利用しています。

f:id:yellowho:20160224123618p:plain

ここでは、"現在のブラウザー"という項目を見ていきます。
Opera35のUserAgentは
"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/48.0.2564.116 Safari/537.36 OPR/35.0.2066.82"
となっています。
最後尾についている"OPR/35.0.2066.82"という部分がOperaを示していると思われます。

UserAgentの変更

UserAgentの変更には、Chrome Extensionの「User-Agent Switcher for Chrome」を利用します。
chrome.google.com

OperaChromeのExtensionを導入する際は、「Download Chrome Extension」を導入してください。
addons.opera.com

「User-Agent Switcher for Chrome」を導入すると、右上にこんな感じのアイコンが追加されます。
アイコンをクリックするとブラウザのメニューが表示されますので、そこで変更したいUserAgentを選択できます。
f:id:yellowho:20160224090141p:plain

再生できるUserAgent

いきなりですが、閲覧できるUserAgentを調べましたので一覧にしておきます。
このリストは、「User-Agent Switcher for Chrome 1.0.43」にあるものです。

UAの追加

上記できるリスト以外にも、自分でUserAgentを追加する事でも再生できるようになります。
今回は、Chrome最新版(Chrome 48.0)のUserAgentを追加してみます。

UAの入手

まず、ChromeのUserAgentを取得してみましょう。
Chromeを立ち上げて、上記の「あなたの情報(確認くん)」のURLをコピペして移動します。
移動先のページに書かれている"現在のブラウザー"をコピーしておきます。

UAの追加

Operaのメニューから"拡張機能の管理"を選んで拡張機能管理画面を開きます。
「User-Agent Switcher for Chrome」の項目を探し、オプションボタンをクリックします。

f:id:yellowho:20160224090829p:plain


すると、UserAgent追加編集画面になります。
画面上部に次のようなフォームがありますので、そこに情報を入力していきます。

f:id:yellowho:20160224090850p:plain

追加する情報は次のものです。

  • 新しいUAの名前
  • UA情報
  • ブラウザグループ
  • 追加か書き換えか
  • アイコン上の表示名

情報を入力すると、次のような状態になります。
このうち、UA情報と追加/書き換えの部分以外は好きに書いてもらって構いません。
書いたら"Add"ボタンを押して追加します。

f:id:yellowho:20160224091143p:plain


追加が成功したら、自分が設定したグループに設定したUAの名前で新しいUAが表示されているはずです。

f:id:yellowho:20160224091313p:plain

UserAgentを変更し、「あなたの情報(確認くん)」にアクセスし、「あなたのブラウザー」がChromeのものと同じになっていたら成功です。

追記(02/24 12:29)

件の事をTwitterで呟いていたら、公式さんからレスを頂きました。

「User Agent Switcher」にOpera版があった事、GYAO!でのみUAを変更する術を教えていただけました。
いつもフォロー感謝いたします!

『わがままちえちゃん』(著:志村貴子) 感想

はじめに

志村貴子先生の新刊かと思って買ったら去年の4月刊行だった『わがままちえちゃん』の感想です。


まだ1周しか読んでおりませんが、1周の時に感じた事を書き綴っていきます。
感想は主にキャラにスポットを当てていきます。

ちえちゃん

人の心が分からないけど、小学生にしては多感で考えすぎなところがあったちえちゃん。
むしろ、人の心がわからなくなっていったのは「さほより親に愛されている」という罪悪感だったのかも?
時間が経っても気持ちの整理がついてなくて終盤まで不安定で、全然分からない事だらけのキャラだけど、そこも読んでいけば分かるかな?
半落ち着いていったのは素直に読んでいって安心しました。不謹慎ギャグのシーンとか、この子でもこんな表情とフォローするんだなあ…とか。

語り部としては冒頭をはじめ、いろいろと読者を惑わしてきて困りました。魔性のオンナですわ。

さほちゃん

しっかり者の妹ちゃん。
本物(?)が登場するのは終盤間近で、それまでずっとちえちゃんの想像と記憶でのみ登場という。
終始救いがない感じだけど、不幸そうな素振りをぜんぜん見せないところがまた大人っぽい。
さほちゃんはさほちゃんで、ちえちゃんが高校生になるまでにやってきたことを全て見ているからかなあ。
見ているのに伝わらない伝えられない歯がゆさをずっと噛み締めて居たのかと思うと辛い…。

利根川さん

いい人、だけどちょっとズレてるかも?
ちえちゃんのズレた所や自分の汚い部分を受け入れられる懐の広さが魅力的。
久保田を即通報しない慈悲深さもある。あれ、女神?
エゴな部分が薄くて良い人ばかりというイメージで、微妙に影が薄い。
もっとワガママ言っても良かったのよ?

久保田

援交とか最低です。
ただ霊能力は本物で、終盤役に立っていくのが不思議な感覚。
酷いけど、酷くない人。妙に素直な所が憎みきれません。
援交したけど。

その他

ななえさん

ちえちゃんの味方であり、中立な人。
優しいけど、少しだけ歩みが足りなかったかなー…とか思ったり。
でもちえちゃんのために泣いてくれたのは作中この人だけだったよ。
ちえちゃんの心に寄り添おうとしたのもきっと…。

乾くん

おいコラ乾おまえー!

おわりに

この作品を読んでいて驚いたのは、まず展開のトリッキーさ。何が本当で何が嘘か。
何度も前の話に戻りながら読んでましたね。
そしてキャラの活かし方。モブかと思ったらそこでお前か―!というね。
私の好きなパターンなので嬉しく思いました。

ちえちゃんの昔の失敗を後までずっと引きずる所は私も似た所があるので共感しながら読んでました。
失敗とか泣かせちゃった事とか、覚えててはふとした時に思い出して凹んだり、心の中で謝ったり。
あと、どうしようもなく自分と他人を比較しちゃったりとか。そういう部分が似てるなと思いながら読んでいました。

次に読むのは明日か来月か、あるいはもっと先か。
きっと読む時々によって感想が変わりそうな、そんな作品じゃないかなと思います。