ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

自分がやる気になるのはどういう時か?

『ガクサン』という漫画を買った。 勉強用の参考書の使い方を扱った漫画だ(まだ1巻しか読んでない)

この漫画の中で英語や数学の参考書を用いた勉強方法が紹介されているのだが、 それを読んで英語の勉強をしたくなった。 なんだか自分でもできるような気がしたのだ。

自分は過去に何度も英語や数学を学び直そうと思った。 参考書も何冊も買った。「今度こそは…!」と何度も思った。

でも続かなかった。 モチベーションが続かなかった。 サボりが多くなり、やろうという意志さえ忘れていった。

最初のやる気は「自分でもできるかも!」から始まる。 しかし、始めてみると時間が掛かることに気づく。 時間を掛けることの大変さに気づく。 ここで、「時間を掛けることの大変さ」が「モチベーション」を上回ってしまうのだと思う。

基本的に「時間を掛けることの大変さ」は日に日に増していく。 今日は時間が取れたけど、明日は?明後日は? 予定が入ったらどうしよう。予定と勉強、どちらを優先しよう。常に付きまとうことになる。

一方で、「モチベーション」は日に日に下がる。 モチベーションは自然回復しない。 特に自分の中から湧き出た衝動ではなく外部(漫画やアニメ)からもたらされたモチベーションはモチベーションの源泉に触れないと回復しないし、源泉に触れたとして必ずしも回復しない。 むしろ大変さを経験していることで、モチベーションをくれた存在に魅力を感じなくなっているかも知れない。

「モチベーション」は起爆剤、最初のスターターとしては優秀だと思う。 でも目標に到達するためのエンジンにするには、別の何かが必要そうだ。

それはおそらく「習慣」だとか「環境」だとかそういうものだろう。

自分がやる気になるのは「自分でもできそうだと思えた時」だ。 でもそれだけじゃ「できる」までには至れない。 スターターの他にエンジンも準備しなければゴールまで走ることはできないだろう。

やる気が出てきたら、やる気が無くなる前にエンジンを探すことが必要だ。