ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

『君に届け』を全巻読了しました。

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2009年のアニメ版から好きになった『君に届け
原作をすべて読むのがその頃からの夢でした。

そして、今年の8月にKindleで全巻購入し、9月の頭から少しずつ読んでいって、今日ようやく読み終わりました。
この本を読む前と後では、世界の見え方が変わりました。世界が明るく見えるようになりました。
私はもう30代に手が届くようなオッサンですが、『君に届け』を読んでいる間は高校生に戻ったように、作中のキャラ達と同じ目線で物語を楽しんでいました。
今を真っすぐ真剣に生きる彼らに背中を押されて、もっと真剣に生きなきゃいけないという気持ちになっています。

漫画やアニメなど作品に触れるとき、どうして作品に触れるのだろうか。
無駄じゃないのか、勉強した方が身のためじゃないかと常々感じています。
それでも辞められないのは、こんなにも面白い作品に出会える奇跡を知っているからです。
素晴らしい作品に出会った時の感動は、言葉では表せないほど清々しく。生き方も変わってしまいそうになります。
そして素晴らしい作品に出会った時には、必ず感謝の気持ちが芽生えます。
作者の椎名軽穂先生に感謝。愛すべきキャラクター達に感謝。
作品が読める環境や作品を読みながら思い出した自分の高校時代に感謝。ありがとう。

私が高校時代に憧れた黒沼爽子という女の子は、今も私の憧れです。
明るくてポジティブで真っすぐで。私が持ってないものをたくさん持っている。
貴女のようになりたくて前向きに考えるようになって、私の人生も変わりました。
今は少し前向きに考えることを忘れてしまったけれど『君に届け』を読んで、また前向きに考えることができるような気がします。

ありがとう。そしてお幸せに。


今月末に出る番外編も楽しみにしています。
好きな作品を心待ちにできる幸せに感謝。