ねむい

睡魔と戦うのに忙しいので労働は別な人に任せたい

原因究明は第三者が行うべき

私も何度も経験があるけれど、失敗した時に後悔して何か原因を考えて対策を練ってもうまくいかない。
こういうケースの問題点は、強制力や継続するための仕組みがない点も問題だけど、そもそも原因や対策が的外れの場合もあると思う。

何か失敗したとき、失敗の原因究明は第三者が行うべきだ。

失敗した本人が原因究明について考えると私怨、後悔が情報や事実を捻じ曲げて認識させ、誤った原因や解決策を結論としてしまう可能性が高まる。
これを防ぐためには、論理的な思考フレームワーク(MECEなど)を使う必要があるが、そもそも論理的な思考フレームワークを使える状態ではないと考えた方が良い。

もし、原因究明を自分で行う必要がある場合は、

  • 私怨や後悔を忘れるくらいの充分な時間を置く(ただし、当時の状況を記録しておく必要あり)
  • 三者に相談し、MECEなどのツールの利用を促してもらう、ヒアリングしてもらいながら進める

など、冷静になれる時間か第三者の協力が必要だと思う。

ここまで書いて、同じような内容が『エンジニアリング組織論への招待』に書いてあった気がしたので読み返しても良いかも知れない。 gihyo.jp